うちの子にスマホを与えることになったけど、いざ機種を選ぶ段階となると、どの機種を選べばいいのかわからない。
そんな悩みを持った方向けの記事です。
この記事では子どもに合った機種選びのポイントを紹介します。
子どものスマホ機種選びの6つのポイント
- 頑丈さ
- 防塵・防水
- バッテリーの持ち
- 保護者による管理機能
- 画面サイズ・重量
- 価格
これらのポイントを押さえれば、子どもに最適なスマホが見つかります。
頑丈さ
子どもに合ったスマホを選ぶなら、まず耐久性を重視しましょう。
子どもは大人以上にスマホを落としたり、ぶつけたりする可能性が高いです。
iPhone12以降やゴリラガラスを採用したAndroidを選んでおけば、画面割れのリスクを軽減できます。
以下の表は上に行くほど強度が強くなっています。
ゴリラガラス6以上であれば、子どもが使っても安心。
ゴリラガラス Victus 2 | 2024年時点で最強のガラス。ゴリラガラス Victusよりも耐落下性能を向上。 |
ゴリラガラス Victus | ゴリラガラス6と比べ耐擦傷性を2倍へ、固く粗い表面への耐落下性を約2mに強化。 |
ゴリラガラス6 | ゴリラガラス5と比べ最大2倍の性能向上。 |
ゴリラガラス5 | 1.6mの高さからアスファルトのような荒れた地面に落としたとき、80%程度の割合で傷や割れがない程度の強さを持つ。傷に対する耐性は、ゴリラガラス4と同程度 |
ゴリラガラス4 | 強度はゴリラガラス3の約2倍。1mの高さからアスファルトのような荒れた地面に落としたとき、80%程度の割合で傷や割れがない程度の強さ |
ゴリラガラス3 | ゴリラガラス2よりも傷に対する耐性が従来の3倍、目に見える傷は40%減少、傷付いた後の強度は50%向上。 |
ゴリラガラス2 | 同じ強度を20%薄く実現でき、触れた際の応答性が改善。 |
ゴリラガラス | 初代iPhoneの発売にあわせて開発。 |
防塵・防水
子どものスマホは、水やホコリのトラブルと常に隣り合わせ。
しっかりスマホを守ってくれる規格の機種を選ぶのが正解です。
- 粉塵がスマホ内部に入らない(IP6X相当)
- 飲み物をこぼしてもOK(IPX5相当)
- トイレや風呂おけに水没させてもOK(IPX7相当)
バッテリー寿命
バッテリー寿命の長いスマホは、子供が長時間外出しても、常に連絡が取れる状態を保てる可能性が高いです。
バッテリー寿命の長いスマホを選ぶポイントは、以下の通りです。
- バッテリー容量が大きい(4000mAh以上が目安)
- 急速充電に対応している(20W以上が目安)
- 省電力モードがある
保護者による管理機能
子どもにスマホを持たせる際、保護者による管理機能は重要ですよね。
保護者による管理機能は、スマホが持っている機能ではなく、携帯キャリアやApple・Googleのサービスとして提供されます。
つまり、どの機種でも保護者による管理機能は使えるので安心してください。
ちなみに、保護者による主な管理機能は以下の通りです。
- ウェブフィルタリング機能
- 利用時間の制限設定
- アプリのダウンロード制限
- 位置情報の確認機能
- 遠隔でのロックやデータ消去
画面サイズと重量
子どもに合った画面サイズと重量のスマホを選ぶことも大切です。
小さな手でも扱いやすいサイズなら、落下のリスクも減らせます。
画面サイズと重量を選ぶポイントは、以下の通りです。
- 子どもの手のサイズに合っている(横幅73mm以下が目安)
- 片手で持ちやすい重さ(190g以下が目安)
- 画面が見やすい大きさ(6.1インチ以下が目安)
価格
安さだけでスマホ端末を選ぶのは危険です。
すぐに壊れたり、バッテリーが切れやすかったり、結局買いなおす事態は避けたいですよね。
スマホ端末を選ぶポイントは、以下の通りです。
- 必要な機能が揃っている
- 耐久性や安全性が確保されている
- 長期的に見てコスパが良い
- 家計の負担にならない範囲
- 修理や保証のサービスが充実
まとめ
子どもにピッタリなスマホの条件を整理します。
頑丈さ | ゴリラガラス6以上 |
防塵・防水 | IP6X、IPX5、IPX7 |
バッテリー | 4000mAh以上 |
保護者による管理機能 | 携帯キャリア or Apple・Googleのサービスを利用 |
画面サイズと重量 | 6.1インチ以下、190g以下、横幅73mm以下 |