auのピタットプランは本当におトクなの?注意点と格安SIMとの比較!

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2017年7月に、auから新料金プランの「ピタットプラン」がスタートしました。実質docomo(ドコモ)の「docomo with」に対抗するべく、打ち出された料金プランのように見えます。

auから新しく発表されたプランは、「ピタットプラン」と「フラットプラン」の2つです。この「au ピタットプラン/フラットプラン」はどんな料金プランなのか、本当にお得なのかを徹底検証していきます。

最後には、格安SIMとの比較もしていきますので、ぜひ参考にしてください。

au「ピタットプラン」とは?

au ピタットプランとは、データ利用量に合わせて定額料金が自動で変わっていく従量制のプランです。料金は5段階で変化し、月ごとの利用料に合わせてピッタリの料金が設定されます。

つまり、最安値の「auピタットプラン(auスマートバリュー、キャンペーン割引適用)」で見ると、1GBまでは月1,980円、1GB〜2GBまでは2,980円、2〜3GBまでは月3,480円と、使えば使うほど料金は上がっていく仕組みです。

この「auピタットプラン」は毎月のデータ利用量に変動がある人におトクなプランで、月によっては今までデータ容量を余らせてしまっていた人でも、利用量に応じたピッタリな料金が設定されるということです。

例えば従来の料金プランだと、

3GB/スーパーカケホ 6月 7月 8月
データ利用量 3.0GB 1.71GB 2.26GB
データ残量 0GB 1.29GB 0.74
月額料金 6,200円 6,200円 6,200円
誰でも割(−934円) 5,266円 5,266円 5,266円

毎月一定の料金を支払う従来のデータ定額制だと、1GB以上余ってしまっても同じ料金を支払う7月はもったいない!

しかし、利用量に応じて料金が変化する「auピタットプラン」だと、

ピタットプラン/スーパーカケホ 6月 7月 8月
データ利用量 3.0GB 1.71GB 2.26GB
データ利用の幅 2〜3GB 1〜2GB 2〜3GB
月額料金 5,480円 4,480円 5,480円
BNキャンペーン(−1,000円) 4,480円 3,480円 4,480円

となり、1GB以上余らせてしまっていた7月は、使った分だけの料金を支払うので従来より安く済みます。無駄がないピッタリの利用料金になるのが「ピタットプラン」なんですね!

 

月々1,980円の秘密!

テレビCMや冊子の表示には「auピタットプラン/月1,980円〜」とありますが、これは「auスマートバリュー」と「ビッグニュースキャンペーン」の2つの割引が適用されて、はじめて実現する料金です。

◆auスマートバリュー

auスマートバリューとは、家庭のブロードバンド(インターネット回線)契約をしたときのセット割引のことです。

◆ビッグニュースキャンペーン

キャンペーン期間中に、新機種購入にともなう機種変更or新規契約(MNP乗り換え含む)と同時に「ピタットプラン」に加入すると、翌月から1年間利用料金が毎月1,000円割引になるというものです。

受付期間:2017年7月14日(金)~2017年12月31日(日)

この2つの割引を受けることで、ピタットプランにて最安で月額1,980円〜利用できるようになります。もしも「auスマートバリュー」を利用していなかったり、ビッグニュースキャンペーンが終了する2年目以降は、最安値でも3,480円/月〜になります。

 

au ピタットプランの詳細

ピタットプランには通話料金も含まれており、3つのプランから選ぶことができます。それぞれ通話プランが違うだけで、ピタットプランの仕組みは変わりません。

「auピタットプラン(スーパーカケホ)」※1回5分以内でかけ放題

データ利用料金 1GBまで 2GBまで 3GBまで 5GBまで 5越〜20GB
月額料金 3,480円 4,480円 5,480円 6,480円 7,480円
auスマートバリュー 永年−500円/月 永年−1,000円/月
ビッグニュース
キャンペーン
翌月から1年間−1,000円/月
合計(翌月から1年) 1,980円 2,980円 3,480円 4,480円 5,480円

 

「auピタットプラン(カケホ)」※無制限かけ放題

データ利用料金 1GBまで 2GBまで 3GBまで 5GBまで 5越〜20GB
月額料金 4,480円 5,480円 6,480円 7,480円 8,480円
auスマートバリュー 永年−500円/月 永年−1,000円/月
ビッグニュース
キャンペーン
翌月から1年間−1,000円/月
合計(翌月から1年) 2,980円 3,980円 4,480円 5,480円 6,480円

 

「auピタットプラン(シンプル)」※通話料は話した分だけ(かけ放題なし)

データ利用料金 1GB 2GB 3GB 5GBまで 5越〜20GB
月額料金 2,980円 3,980円 4,980円 5,980円 6,980円
auスマートバリュー 永年−500円/月 永年−1,000円/月
ビッグニュース
キャンペーン
翌月から1年間−1,000円/月
合計(翌月から1年) 1,980円 2,480円 2,980円 3,980円 4,980円

3つのプランで異なるのは通話料金になります。「スーパーカケホ」は、一回の通話が5分以内であれば何度でもかけ放題で、格安SIMの「かけ放題オプション/月額」と同じです。

「カケホ」は一度の通話時間に制限がなく、ずっとかけ放題になります。通話が多い方は普通のカケホプランにした方がよいでしょう。一方、「シンプル」はかけ放題がなく、通話料はかけた分だけになる従量制になります。通話をあまりしない方は最安値で抑えられます。

 

au フラットプランの詳細

利用データ量に応じて料金が変化するのがau ピタットプランですが、一方で大容量のデータ通信を定額で利用するのが「au フラットプラン」です。

au フラットプランも通話タイプにより、3つのプランがあります。

通話タイプ スーパーカケホ カケホ シンプル
月間データ容量 20 30 20 30 20 30
月額料金 6,500円 8,500円 7,500円 9,500円 6,000円 8,000円
auスマートバリュー 永年−1,000円/月
ビックニュース
キャンペーン
翌月から1年間−1,000円/月
合計(翌月から1年) 4,500円 6,500円 5,500円 7,500円 4,000円 6,000円

「au フラットプラン」はデータ定額制の大容量プランです。ピタットプランと違い、データ容量は固定なので、従来の料金プランとほとんど同じです。

通常のベーシックプランで同じデータ容量を選ぶより安いですが、キャンペーンにより安くなるのは最初の1年間だけ。2年目からは通常の料金に戻るので注意しましょう!

 

au ピタットプランは「iPhone」は適用される?

au「ピタットプラン」「フラットプラン」が出た当初は、iPhoneは加入の対象外でした。しかし、「iPhone X」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」の発売にともない、2017年9月にiPhoneも対象になりました。

なので、iPhoneを使用していても普通にau ピタットプラン/フラットプランへの申し込みが可能です。

 

au ピタットプランの注意点!

「au ピタットプラン」は一見、とてもおトクな料金プランに感じますが、デメリットとなる注意点があります。使い方によっては割高になってしまうので、しっかり確認しておきましょう!

他の割引とは併用できない

docomoが提供する「docomo with」と同様、au「ピタットプラン」「フラットプラン」は、対象機種を購入すると毎月の利用料金が割引になる「毎月割」が適用外になります。

今もこの毎月割を受けて、分割の端末代金を抑えることができている人は多いです。しかし、au ピタットプラン/フラットプランに加入すると、毎月割が適用されず、端末代金を全額負担することになります。

毎月割を受けている途中でも、au ピタットプラン/フラットプランに加入した翌月から毎月割が廃止され、au ピタットプラン/フラットプランに切り替わります。

なので、安い端末を購入するか、毎月割なしで払うことになります。ですが、「アップグレードプログラムEX」を利用すれば端末代金が最大半額になります。

使った分だけ料金を請求される

au「ピタットプラン」は、データ利用量に応じて定額料金が設定されるため、利用が少ない月は安く抑えることができます。

しかし、利用量に合わせて料金が設定されるということは、使えば使った分だけ料金が請求されることになります。従来のデータ定額制のように、決められたデータ容量を使い切れば定速モードとなり、それ以上の料金は発生しません。(追加は本人次第)

つまり、20GBまでは上限がないため、使いすぎてしまうといつの間にか予定より高い料金になっている可能性があります。上限は一応20GBとありますが、割引がなくなれば7,480円にもなってしまいます。(au ピタットプラン/スーパーカケホ)

データ容量は使い切りではないので、自分でしっかりと注意していなければなりません。

 

au ピタットプランと格安SIMはどっちがおトク?

au ピタットプランは実際は、結局お得なのでしょうか。同じau回線の格安SIM「UQモバイル」と比較してみましょう。

UQモバイルは、今や大手キャリアと同じくらいテレビCMや広告で有名になった格安SIMです。格安SIMといっても、UQモバイルは他の格安SIMとは違って独自で通信回線を持つため、通信速度が安定し、むしろ大手キャリアより速いです。

UQモバイルでも、通話込みで月額1,980円を打ち出しています。

最安のプランSでは、初めの1年間は1,000円引きの月額1,980円に加え、データ容量も2年間1GB→2GBに増量されています。つまり、初めの1年間は2GBが月額1,980円で使えて、「au ピタットプラン」より1,000円も安い料金で利用できます。

2年目以降は「au ピタットプラン」同様1,000円割引がなくなりますが、データ容量は2GBのままです。

月に1GB利用する場合 1年目 2年目 3年目以降
ピタットプラン(au)
※スマートバリュー適用時
1GB 1GB 1GB
1,980円/月 2,980円 2,980円
プランS(QUモバイル) 2GB 2GB 1GB
1,980円/月 2,980円 2,980円

さらに、月に3GB利用する場合でも、UQモバイルでは最初の2年間は倍の6GBまで利用できます。3年目以降も「au ピタットプラン」より500円安いです。

月に3GB利用する場合 1年目 2年目 3年目以降
ピタットプラン(au)
※スマートバリュー適用時
3GB 3GB 3GB
3,480円/月 4,480円 4,480円
プランM(QUモバイル) 6GB 6GB 3GB
2,980/月 3,980円 3,980円

UQモバイルは2年間の契約縛りがありますが、それはauも同じですので、2年間auよりも安くそれでいてデータ容量は2倍ある「UQモバイル」の方が遥かにおトクです。

しかも「au ピタットプラン」の場合、家庭用のネット回線を契約していなかったら割引が効かず、利用料金はもっと高くなります。

他のau回線の格安SIM「mineo/マイネオ」では、さらに月額料金は驚くような安さですが、auなどの大手キャリアの通信速度には敵いません。しかし、「UQモバイル」は大手キャリアと同等、それ以上の通信速度を有するので、乗り換えても安心して利用できるでしょう。

⇒UQモバイル公式サイトはこちら!

 

au ピタットプラン/フラットプランのまとめ

「au フラットプラン」は大容量での使い方をするのであればおトクでしょう。

一方「au ピタットプラン」は、au愛好者やこれからもauを使っていこうという人にはおトクな料金プランかもしれません。しかし、それゆえに管理を怠ると料金が跳ね上がる難しいプランでもあるため、使い方には注意がいります。

従来の料金プランに比べ、管理という手間が必要にはなりますが、使う人によってはおトクなプランと言えます。格安SIMと比べて迷っている人は、従来の使い方でそのまま料金が安くなる「UQモバイル」の方が圧倒的におトクと言えるでしょう。

 

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