乗り換える前に知っておきたい格安SIM(スマホ)の注意点!

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安い料金のスマホとして話題の「格安SIM」「格安スマホ」というワードを聞いたことがありませんか?

TVや雑誌でも度々見かけるこの「格安SIM」に、「どうやって乗り換えたらいいの?」「安すぎるけど品質は大丈夫?」という疑問を持っている人も少なくありません。

そこでこの記事では、格安SIMに移行する際の注意点とともに、キャリアとの違いを解説していきます。注意点や違いをしっかり理解することで、乗り換える際の不安を取り除いていきましょう!

格安SIMの品質は?

月額1,000円〜3,000円程度で済んでしまうプランと聞いてまず気になるのが、料金と通信品質でしょう。ここまで安いと、サービスやエリア、通信速度など品質の面で不安を感じてしまいますよね。まずは格安SIMがなぜ安いのかを見ていきましょう。

格安SIMの代表的な例として、mineoの料金プランで紹介します。格安SIMブランドは数多くありますが、その多くが近い料金で提供しています。

【mineo(マイネオ)音声通話付きSIM月額料金】

※docomo(D)プラン/初期費用3240円を除きます

  • 3GB 音声通話付きデュアルタイプ:1600円
  • 6GB 音声通話付きデュアルタイプ:2280円
  • 10GB 音声通話付きデュアルタイプ:3220円

 

なぜ格安SIMの提供会社は、このような程価格で携帯電話サービスを提供できるのでしょうか。

 

その答えの一つが、MVNOという運営方法です。

簡単に言えば、携帯電話サービスを提供したい会社が携帯電話の全国ネットワーク設備を持つdocomo/au/SoftBankのいずれから通信設備を有償で借りて、サービスを提供しています。格安SIMの事業者は、この借りた設備に対して多くの契約者を集めることで、安い月額料金を実現しているのです。

また、格安SIMはこの仕組みに加えて契約やサポートの手続きをネットや電話での対応を中心にするなど、サポートの規模や人件費を抑える取り組みで月額料金を安くしています。

 

そんな格安SIMに乗り換える前に、気になる点と注意点を見ていきます。

まずはじめに確認:通信エリア

携帯電話会社の設備を借りるMVNOの利点として、エリアの広さがあります。

たとえばdocomoの通信網を借りた格安SIMなら、全国のdocomoのエリアをそのまま利用できるということです。auやSoftBankの通信網を借りた格安SIMの場合も、それぞれの全国エリアで利用可能です。

これは、契約する格安SIMのどのプランでも変わりません。docomoの通信網を借りている格安SIMと、docomoの通信網に対応したスマホさえあれば、人口カバー率99%以上のエリアや通話・通信を利用できます。

通信エリアは注意点ではありませんが、気になる点だと思いますので、まず書かせてもらいました。いよいよ次からが注意点の本番です。

 

注意点1:昼間は遅いこともある

通信エリアは同じ一方で、通信速度についてはdocomo/au/SoftBankと格安SIMの間で月額料金なりの差が出てきます。実質、格安SIMの注意点1です。

特に昼の12時台や夕方ごろは、ビジネスマンや学生などの昼休憩や帰宅が集中して通信が混雑します。なかでも、格安SIMの通信速度の落ち込みは大きくなります。

通信速度が遅くなる理由は、格安SIMはdocomoなどの通信設備を借り、より多くのユーザーで共有することで低価格を提供しています。このため、多くのユーザーが一斉に通信を利用すると通信設備が混雑し、通信速度が遅くなるというわけです。

 

では、格安SIM側も借りる通信設備を増やせば通信速度が改善するのでは?と思いますよね。

しかし、借りる通信設備を増やすとその分コストが高くなってしまい、docomo/au/SoftBankに対する“格安”という魅力が失われてしまうことになるのです。

 

注意点2:契約やサポートは?

注意点として、格安SIMの契約方法は基本はネットでの手続きとなります。

MNPでの乗り換えの場合は、申し込み後SIMなどが到着してから回線切り替えのタイミングを指定できる事業者がほとんどです。

このほか、一部事業者は都市部を中心に専門ショップを開設するほか、大手量販店での契約も受け付けています。対面で契約したいユーザーや、スマホをセット購入する際に実端末を確認したいユーザーはこちらを使うといいでしょう。

 

また、格安SIMは各社とも、オンラインショップの契約受付を中心に展開しています。

実際の契約時は、対応スマホをセット購入して契約するか、SIMだけを契約するかの2通り。初心者の場合は、SIMの動作確認が取れているスマホとのセット販売での導入がオススメです。

とにかく月の支払い額を抑えたい場合は、SIMだけを契約して手持ちのスマホで使うこともできます。しかし、格安SIMが手持ちのスマホで動作するかは、格安SIM事業者のWebサイトなどで自分自身で調べる必要があります。

端末によってはスマホのSIMロック解除手続きも必要。これらの作業をスムーズにできるなら、料金が安く済むSIMだけの契約がお得です。

 

楽天モバイルなどは、スマホとのセット販売に積極的で定期的にセールを実施しています。

格安SIM契約後のサポートは、基本メールか電話が中心です。

サポート内容も契約や接続に関するものが中心で、docomo/au/SoftBankといったキャリアほど手厚くはありません。スマホの修理も、補償サービスなどに入っていない限りはスマホのメーカーに直接問い合わせることになる場合もあるので、注意しておきましょう。

 

注意点3:キャリアメール

今でも「○○○○○@docomo.ne.jp」などのキャリアメール、またはケータイメールで呼ばれるメールアドレスは現役です。

知人との連絡がLINEなどの「SMS」や「Gmail」に移行したユーザーは問題ありませんが、今でもケータイ利用者とのメールが多いユーザーの場合は「キャリアメール」を使えないと不便に感じることがあるでしょう。

なぜかというと、通常のPC向けメールアドレスからキャリアメールにメールを送っても、ケータイの迷惑メールフィルターや、PCメールを除外する設定をしていると届かないからです。

 

格安SIMへ移行すると、当然キャリアメールは使えなくなりますが、例外として「Y!mobile」と「UQ mobile」には、キャリアメールがあります。もちろんメールアドレスは変わってしまいますが、ケータイユーザーとの連絡が多いユーザーは注目です

Y!mobileは無料で「○○@ymobile.ne.jp」、UQ mobileは月額216円で「○○@uqmobile.jp」のキャリアメールを利用できます。

 

注意点4:音声通話の違い

音声通話は、通信エリア同様に格安SIM事業者が通信設備を借りているdocomoなどのエリア内なら問題なく利用できます。もし、格安SIMを使うスマホが「iPhone 6」以降や、docomoなど接続先ネットワークのVoLTE対応機種なら、高音質なVoLTE通話も利用できます。

通話料金は通常30秒/21円ですが、楽天モバイルなどは専用通話アプリを使うことで30秒/10.8円の通話料を実現していますし、「かけ放題」サービスを付けているところも多くなっています。通話品質は普通の通話の仕組みを使うため、安定性や番号通知などは通常の通話と同じです。

また、「Y!mobile」や「UQ mobile」のほか、楽天モバイルやフリーテル、OCN、IIJmio、BIGLOBEなどは、基本プランまたはオプションへの加入で1回あたりの通話を決まった分数だけ無料にできるサービスを展開しています。

 

よりよい選択のために注意点は必ず確認!

格安SIMの注意点は、キャリアとの違いがそのまま注意点とされるものがほとんどです。起こる注意点に対し企業は様々な工夫をしており、これから改善されていく部分も多くなるでしょう。

格安SIMを検討中の方は、これら注意点をしっかり確認しておけば、あとで失敗することなく格安SIMを利用できますよ。

 

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